英語が上達するポイント
Listening

  音読しましょう。必ずスクリプトのある音源教材を用意し、リピート再生が出来る環境を整えて下さい。市販の「TOEIC新公式問題集」でもListening partを使ってスクリプトと照らし合わせながら音読することも有効です。まずはオーバーラッピングといって、スクリプトを見ながら音源を再生し、音声についていくように音読してみます。スピード感に慣れてきたら、シャドーイングします。スクリプトを今度は閉じてもらい、音声だけ聞きながら声だけで発話についていきます。

  初めは難しいですが、何回もやっていくうちに音声と自分の声が重なってきます。ある程度心地よく感じられるようになったら、最後はリピーティング練習です。一文ごとに音声を一時停止し、自分の声でリピートしていきます。ここまで出来るようになれば、かなり聞きこなせるレベルにまで耳も慣れてきます。最後に1回通しで音源をかけてみましょう。最初よりもゆっくりとはっきり聞こえるようになっているはずです。

Reading

  認識されているレベルにもよりますが、英検の過去問を購入し、長文の部分だけを自分の学習目的だけのために縮小コピーして、休憩中にカジュアルに読んでみましょう。段落ごとにリーディングをストップし、何が書かれていたか要旨を日本語で独り言を呟いてみましょう。何故英検の長文が良いのか?それは、英検の長文は、全てが実際に起こった出来事や事実に基づいて書かれているからです。本物の情報から学びを得られるという英語以外の学習が同時に出来るメリットと、読み進める動機づけに繋がるのです。真実が書かれているので、「読み進めたい」「話の意味を知りたい」といった感情が生まれてくるようなリソースなのです。5級から1級まで分かれていますので、やや優しいと感じるものから始めると継続しやすいでしょう。

Speaking

  4-3-2 minute speakingをお勧めします。一人になれるような場所と時間に、その日に起こった出来事や考えたこと何でもいいので、取りあえず携帯のストップウォッチを4分間セットし、ノンストップで英語を話してみましょう。4分経過後に言えなかった表現があるはずです。本気でspeakingを伸ばしたい方は、常にポケットサイズのノートを携帯しておくとよいでしょう。表現できなかった単語を日本語で書き出し、スマートフォンの辞書などで英単語を調べます。日本語の隣に調べた英単語を記し、「なるほど感」を十分に享受して下さい。では、調べ終わったところで、2回目の練習に入ります。1回目と全く同じ内容のストーリーを今度はタイマーを3分にセットし、調べた単語を意識しながらスピードを上げて話します。3分に狭まった時間の中でプレッシャーが生まれ、早くしゃべろうとする意識が出てくることでしょう。2回目なのでまだ、新出単語の習得までには至っておらず、2回目終了時点で、調べた単語の再確認が必要となるでしょう。さあ、今度はラストスパートです。2分間で、同様の内容を話し切りましょう。初めは4分という時間が最後は2分です。感じる時間に対するプレッシャーから流暢さを鍛えようという心理作戦を応用したspeaking強化方法です。是非、試してみて下さい。

Writing

  Writingは、Readingの質+量に比例します。多読をする中で、ある文章のパターンや流れに潜在的にも顕在的にも気が付き出します。単語力増強にも多読は効果絶大です。Incidental learningといって、意図せずも何故かある表現や単語覚えていたという経験は無いでしょうか?多読は、こうした潜在的学習効果も期待出来るのです。このようなインプットをしながらのtop downの学習方法は、まず大事になります。そして、自らが3行日記で結構ですので、「これは英語で何て言えばいいんだろう?」と、スマートフォンの辞書を検索しながら、取りあえず3文書いてみる小さな積み重ねも重要です。昨今は、どこにでも多機能なスマートフォンを持ち歩けますので、こうした文明の利器を応用しない手は無いのです。表現のニュアンスが正しいかどうかはその時は気にせず、とりあえず短い文章でいいので、まずは書いてみましょう。そして、英語教員やネイティブスピーカーに試しに調べてみた単語を使って話してみましょう。自然に伝わればその単語の使い方はほぼ正しかったと実感できるでしょう。こうしたbottom upの学習方法も同時に取り入れてみて下さい。